ネットマナー



個人情報に注意しよう
個人情報は書き込まない、聞かれても答えない
家族や、友達の個人情報も他人に教えない
顔が写っている写真は掲載しない
ネット上では「ニックネーム」を使うこと

バンダイナムコIDとパスワードの管理は大切に
自分のバンダイナムコIDやパスワードは、誰にも教えないこと

コミュニティのルールについて
異性との出会い目的で利用しないようにしましょう
他人に迷惑をかけないようにしましょう
ネット上の発言に責任と思いやりをもちましょう
他サイトへのリンクに注意しましょう

著作権について
他人の画像やイラストなどを勝手に利用しないこと

インターネットの歩き方
入門編
コミュニティ編


個人情報に注意しよう

個人情報は書き込まない、聞かれても答えない

自分の個人情報(名前や住所、電話番号、会社名、学校名、電子メールのアドレス、写真、パスワード等)をコミュニティ内に書き込まないようにしましょう。またインターネットで知り合った人に、聞かれても教えないようにしましょう。いたずら電話がかかってきたり、住んでいるところを調べられたりするかもしれません。
※個人情報とは、個人を特定することができる情報のことです。

【考えてみよう】
Q:個人情報って何のことかな?

A:個人その人のことが他の人にわかる情報のことです。
例えば
・名前
・住所
・電話番号
・会社名
・学校名
・電子メールのアドレス
・写真
・パスワード
などを指します。
個人情報が自分の知らない他の人にわかってしまうと、いたずら電話がかかってきたり、住んでいるところを調べられたりするかもしれません。
インターネット上では、自分や家族、お友達の個人情報を掲載しないように十分、注意しましょう。

家族や、友達の個人情報も他人に教えない

家族やお友達の個人情報も迷惑がかかるので、他の人に絶対に教えないようにしましょう。

顔が写っている写真は掲載しない

自分や家族、お友達の顔が写っている写真を載せないようにしましょう。
知らないうちに、いろいろなページに掲載されたり、写真を手がかりにして、探し出されたりするかもしれません。

ネット上では「ニックネーム」を使うこと

掲示板に書き込みをするときは「ニックネーム」を使いましょう。
本名など個人情報を書き込んではいけません。

【考えてみよう】
Q:どうしてニックネームをつかうのかな?

A:絶対に本名は書き込まないようにしましょう。残念ながら、インターネットにいるのはよい人たちだけではありません。名前や住所や電話番号を使って、悪いことをする人がいるかもしれません。十分に気をつけましょう。

バンダイナムコIDとパスワードの管理は大切に

自分のバンダイナムコIDやパスワードは、誰にも教えないこと

バンダイナムコIDやパスワードはインターネットの世界で自分を証明する大切な合言葉ですので、誰にも教えないようにしましょう。
また仲の良いお友達だとしても絶対に教えないようにしましょう。
また、パスワードを設定するときは、誰にでも簡単に分かってしまうものや、反対に忘れてしまうぐらいに難しいものではなく、
自分だけにわかるパスワードを利用しましょう。

【考えてみよう】
Q:仲のよいお友達が、あなたのパスワードを教えてほしいと言ってきました。どうしたらいい?

A:たとえ仲がよいお友達でも、絶対にバンダイナムコIDやパスワードは教えてはいけないよ。バンダイナムコIDやパスワードはインターネットの世界で自分を証明する大切な合言葉だから、誰にも教えないようにしましょう。

コミュニティのルールについて

異性との出会い目的で利用しないようにしましょう

バンダイナムコIDのコミュニティでは異性間の出会いを求める目的(出会い目的)での利用を禁止しています。
異性交際を求めたり、誘ったりするコミュニティの運営や書き込みはやめましょう。

【考えてみよう】
Q:もし、インターネットで知り合った知らない人から「あなたと会いたい」と言われたとしたらどうする?

A:会う約束をしてはいけません。残念ながら、インターネットにいるのはよい人たちだけではありません。

他人に迷惑をかけないようにしましょう

バンダイナムコIDのコミュニティは様々な年齢や性別の方がご利用されます。
卑猥な内容や、反社会的な内容、悪口など、人を不快な気分にさせてしまう内容を書きこむことはやめましょう。

【考えてみよう】
Q:コミュニティには思ったことを何でも書き込んでもいい?

A:バンダイナムコIDのコミュニティはみんなで楽しく遊ぶ場所です。
もし誰かから悪口をいわれたりすると気分が悪くなるよね?だから、他の人のことを悪くいったり、言葉で攻撃してはいけないよ。
コミュニティでケンカすると他の人も楽しくなくなっちゃうから、特に言葉使いには気をつけようね。

ネット上の発言に責任と思いやりをもちましょう

インターネットではどんなことでも発表してよいわけではありません。
他人の悪口やうそを書き込んだり、他人の作品を勝手にコピーして、自分の作品として発表してはいけません。

他サイトへのリンクに注意しましょう

【考えてみよう】
Q:よくわからないリンクがコミュニティに貼ってありました。どうしたらいい?

A:もしかすると誰かがいたずらで、あなたをイヤな気分にさせるサイトへ誘導しているかもしれません。よくわからないサイトへ行かないように、むやみにリンクをクリックするのはやめましょう。クリックする前に、安全かどうか一旦考えてみるクセをつけてみよう。よくわからない時はおうちの人に相談しましょう。

著作権について

他人の画像やイラストなどを勝手に利用しないこと

他の方が書かれたイラストや画像、音楽、写真などには著作権・肖像権があります。
権利者の許可無く掲載することはやめましょう。
権利・許可があるかどうか不明な場合も、掲載を控えてください。

【考えてみよう】
Q:コミュニティに好きなアニメの画像を貼り付けていい?

A:アニメやマンガ、イラスト、音楽、写真などにはそれぞれ作者の「著作権」があります。みんなを楽しませてくれる作者さんの大切な権利だから、無断で掲載するのはやめましょう。例えば自分が作った作品を誰かが「自分の作品だ」と言って、発表されたらイヤな気分になるよね?だから他の人が作ったものについては、気をつけるようにしましょう。

インターネットの歩き方

入門編

啓発・教育プログラム_初心者向けプログラム v1.0

2010 年5 月13 日
ケータイ・インターネットの歩き方1「入門編」
1. ケータイ・インターネットとは
2. 情報発信者として知っておきたいこと
3. ケータイ利用のためのルール作りを
4. サービスを利用する前に確認・理解すべきこと
5. 不安を感じたら、信頼できる身近な大人や相談窓口に

1.ケータイ・インターネットとは
ケータイは立派なインターネットの端末機器です。ボディは小さくても、世界中の大きなネットワークにつながっています。

・ケータイ・インターネットで世界に広がる可能性
世界中で、日本ほどケータイ・インターネットでたくさんのことができる国はありません。実は、日本が世界でもっともケータイ文化が進んでいるのです。日記やブログを書いて自分の気持ちや考えを表現したり、「音楽」「写真」「動画」「小説」など自分の作品をのせたりと、ケータイからさまざまなことができますが、そうやってひとりひとりがケータイから発信した内容には、ケータイだけではなくパソコンから見る(読む、聴く)ことができるものもたくさんあります。そのため、日本ほどケータイ・インターネットが進んでいない国々からでも簡単
にアクセスが可能です。ケータイ・インターネットを上手に活用する方法を身につければ、世界の人々とのコミュニケーションできるという大きな可能性も開かれます。

・いい人も悪い人も、みんなが見ているケータイ・インターネット
インターネットのプロフ、ブログ、掲示板などに書き込みをすると、想像をはるかに超えるおおぜいの人がその内容を見ます。ネットの向こう側にいる人たちの中には、いい人もいれば悪い人もいます。常におおぜいの人に見られているということを忘れてはいけません。

・便利で楽しいけれど危険もたくさん!
電話やメールだけでなく、カメラ、ワンセグ、音楽プレイヤーなどのさまざまな機能があり、インターネットにつなげばさらに、動画が見られたり、小説が読めたり、知りたい情報を得られたりする、手のひらサイズなのに驚くほど便利で楽しいケータイ。でも、インターネットに接続ができるということは、インターネットの世界に潜んでいる危険に出会ってしまう可能性もあるのです。ネットの向こう側にはいろんな人がいるからこそ、自分の身を守るためによく考えながら利用する必要があるのです。

2.情報発信者として知っておきたいこと
ケータイ・インターネットを利用すれば、いつでもどこでも、手のひらから片手で簡単に情報を発信することができます。

・コメントを書いただけでも、情報発信になる?
友達のブログへのコメントやどこかの掲示板へのちょっとした書き込みも、立派な情報です。ですから、自分のホームページやブログを持っていない人でも、すぐに情報発信者になれます。

・自分で発信した情報の責任は自分にあり
インターネットは不特定多数の人たちが利用する「公共のメディア」です。テレビやラジオ、新聞や雑誌と同じメディアなのですから、ニュースキャスターやコメンテーターや記者と同様、ひとつひとつの発言に情報発信者としての責任がともないます。それは友達の日記へのコメントであっても、例外ではありません。友達あるいは特定の知人に向けて話している感覚で気軽に書き込みがちですが、よく考えればたくさんの人が読んでいることに気付くはず。インターネットに書き込むときは必ず、言葉のひとつひとつに発信者としての責任があることを思い出してください。

・一度公開した情報を「なかったこと」にはできません
インターネット上に掲載されている情報は簡単にコピーができてしまいます。コピーした情報をあちらこちらに転載されたり、売り買いされたりしてしまうと、削除も取り戻すこともできなくなってしまいます。一度インターネット上にのせてしまった情報(写真も含む)は、のせる前の「誰も知らない状態」には二度と戻せません。名前や住所、ケータイ番号やメールアドレスなどの個人を特定できる情報は、不用意に書き込み・入力してはいけません。

・被害者にも加害者にもならないで!
全く何も考えずにインターネットを利用し続けていると、自分が被害を受けてしまったり、誰かに被害を与えてしまったりする(=加害者になる)こともあります。また、知識や「これをしたらどんなことになるか」という想像力が足りなかったために、法律を犯してしまう危険性もあるのです。危ない目にあわないためだけではなく、自分が犯罪者になってしまわないためにも、正しい知識を手に入れ、自分のやろうとしていることを考えながら情報発信をするように心がけましょう。

3.ケータイ利用のためのルール作りを
ケータイの利用方法について、ひとりひとりの素養に応じたルールを家族で考えましょう。大人がインターネットに参加する場合は自己責任の範囲ですが、保護者の承諾がなければケータイを購入できない未成年者の場合、責任は自分自身だけではなく保護者にもあります。
・ ケータイ利用は何のため?を考えた行動をしよう
・ 危険なことはしない、危険なところにはアクセスしない(興味本位厳禁)
・ 個人情報を安易に書き込まない、教えない
・ 利用時間(時間帯や長さ)を守ろう
・ 人の心を傷つける道具にしない
・ 言葉使いに気をつけて、思いやりある表現を心がけよう
・ 困ったこと、気になることは、行動の前に身近な大人に相談しよう
・ フィルタリングは勝手にはずさない
以上は一例ですが、これらを参考に家族でしっかり話し合ってルールを決めましょう。作ったルールをみんなで守ることと、定期的に見直すことが重要です。フィルタリング(=アクセス制限)については、必要な行動まで阻害してしまわないようによく考えながら、利用の目的、年齢、習熟度にあったものを選びましょう。

4.サービスを利用する前に確認・理解すべきこと
インターネット上にはいろいろなサービスがあります。サービスを提供している業者は、サービスを利用するための利用規約やガイドラインを掲載しています。長文で少々面倒であっても、利用登録をする前に必ず目を通してください。特に禁止事項の項目については、よく読んで理解しておくことが大切です。

・各サービスの中で守らなければならないこと
「利用規約」および「ガイドライン」に掲載されている全て※そのサービス独自に定められた禁止事項を含みます。不明な点は、FAQ(よくある質問&答え)で確認できます。

・絶対にしてはいけないこと
現実社会と同様、インターネットの世界であっても法律に違反する行為を行ってはいけません。インターネット利用に関連する主な法律は、次のとおりです。身近な法律違反:名誉毀損・犯罪予告・脅迫他人の権利を侵す:著作権侵害・肖像権侵害・プライバシーの侵害

5.不安を感じたら、信頼できる身近な大人や相談窓口に
自分が被害に合うはずはない、自分だけは大丈夫という過信は禁物です。何かおかしいと思ったり、困ったり、迷ったりしたときは、勝手に判断して行動せず、すぐに保護者や先生など、信頼できる身近な大人に相談することが一番の安全策。そのためにも、日ごろからコミュニケーションを取って、話しやすい関係を築いておきたいものです。もちろん、自分たちでは解決できない場合、なかなか解決の糸口がみつからない場合は、専門の窓口を積極的に利用しましょう。

・専門相談窓口の紹介
インターネットホットライン連絡協議会(PC)
http://www.iajapan.org/hotline/
インターネットホットライン連絡協議会(携帯)
http://www.iajapan.org/hotline/mobile/
国民生活センター(PC)
http://www.kokusen.go.jp/map/index.html
国民生活センター 携帯版
http://www.kokusen.go.jp/mobile/index.html
警察庁 インターネット安全・安心相談(PC)
http://www.npa.go.jp/cybersafety/
東京こどもネット・ケータイヘルプデスク(PC)
http://www.tokyohelpdesk.jp/
東京こどもネット・ケータイヘルプデスク(携帯)
http://www.tokyohelpdesk.jp/k/

・違法・有害情報を見つけた場合の通報窓口の紹介
インターネット・ホットラインセンター(PC)
http://www.internethotline.jp/
インターネット・ホットラインセンター(携帯)
http://www.internethotline.jp/mobile/
(財団法人 日本データ通信協会)
迷惑メール相談センター(PC)
http://www.dekyo.or.jp/soudan/
迷惑メール相談センター(携帯)
http://www.dekyo.or.jp/soudan/m/

インターネットを利用する上でよくある質問と対応(FAQ)
(この項目は、法律などの難しい表現があるので、保護者の方や身近な大人と一緒に読みましょう。それぞれの問題を自分の立場になって、一緒に考えてみてください。)

Q:発言や投稿などをする時に注意することはありますか?
A; 他の利用者の権利を侵害するような内容の投稿や違法な内容の投稿(たとえば、他人の個人情報やプライバシーに関する情報の掲載、名誉毀損や著作権侵害となるような記載、わいせつな内容など)は、損害賠償責任を負ったり、刑事罰の対象となったりする場合もあります。また、ご利用のサイトの規約で特定の内容の投稿が禁止されている場合があります。インターネット上の投稿は、広く第三者が閲覧可能なので、投稿前にはよく注意してください。

Q: 画像や写真などを掲載する時に注意することはありますか?
A: 他の人が撮影した写真や作成した画像には、その人の著作権があります。また、画像や写真に他の人が描かれていた場合、描かれている人の肖像権等があります(これは、写真だけではなく、似顔絵などの場合でも同じです)。また、有名人の写真の場合ですと、パブリシティ権という権利がある場合もあります。これらの画像や写真を、きちんと許可を得ないまま勝手に使うと、これらの人の権利を侵害することになり、損害賠償等を請求される可能性があります。アップロードする前に、使って大丈夫なものかどうかよく確認し、許可があるかどうか不明な場合は、掲載を控えましょう。

Q: 個人情報を勝手に掲載され、迷惑を被っていますが、どうすれば良いのでしょうか?
A: 個人情報が勝手に公開された場合、その人の権利が侵害されています。通常のサイトでは、他人の権利を侵害する投稿は削除してくれる場合がほとんどですので、サイトの運営者に、自分の権利が侵害されていることを説明して、削除を要求してみてください。なお、この場合、要求した人が権利を侵害されている本人であることの証拠を求められる場合があります。詳しくは、各サイトの案内を確認してください。

Q: 心当たりの無い内容の請求が来ましたが?
A: 架空請求が増えています。身に覚えがない場合は、無視してください。また、一人で悩まずに恥ずかしがらずに、すぐに保護者の方や身近な大人に相談するか、相談窓口に連絡しましょう。安易にこちらから連絡をして、住所や電話番号などを相手に伝えることは決して行わないようにしてください。

Q: プロフィールに本名を出さなければ、自分の顔写真を載せて学校名など書いても問題ありませんか?
A: 本名を書かなくても、学校名の記載と顔写真があれば簡単に個人を特定できてしまう場合もありますので、個人を特定できる情報は載せないことが大事です。自らを危険にさらしてしまうことのないように充分に注意しましょう。

Q:水着姿をプロフィールに載せてもいいですか?
A: インターネットは、誰が見るか分かりませんし、一旦公開された情報(画像)は、コピーが簡単にでき、しかも、すべてを削除することは不可能です。また、アダルトサイトなどで悪用される危険がありますので、個人を特定できる画像などの情報を公開することはお奨めしません。

Q: チェーンメール(リレー、バトンなど含む)が届きましたが、どうすれば良いですか?
A: このようなメールをお友達に送信し続けてしまうと、拡大する一方です。場合によっては、システムに負荷がかかり、大勢の人が迷惑を被る可能性もあります。あなたのところで止めて、決して転送しないでください。自分の所で断ち切る勇気を持つことが必要です。どうしても心配な場合、「迷惑メール相談センター」が転送先アドレスを公開していますので、「撃退!チェーンメール 携帯版」http://www.dekyo.or.jp/soudan/chain/mobile/で公開されている転送先に転送して、他の人には送らないようにしましょう。

コミュニティ編

ケータイ・インターネットの歩き方2「コミュニティ編」

~被害者にも、加害者にもならないために~

1.コミュニティサイトって?
みなさんがよくケータイで利用するプロフ、ブログ、リアル、日記、掲示板、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)など、様々な人たちと自由に交流できるサイトのことを、コミュニティサイトと呼びます。コミュニティサイトは、これまで出会うことがなかった地域の人や年齢の違う人たちとも自由なやり取りができる、とても魅力的なサービスです。しかし、実際には顔が見えないネット上での出会いのため、悪意を持った人と知り合ってしまったり、事件や犯罪に巻き込まれてしまったりする可能性もあります。

2.コミュニティサイトのいろいろ
①リアル(リアルブログ)
★友達にしか教えていないから何を書いても大丈夫だよね?

たとえ友達にしかURL を教えていなかったとしても、あなたの「リアル」は全世界の誰からでも見ることが可能です。またプロフやホムペにリンクをしている場合、その内容によっては簡単にあなたが誰だかわかってしまうこともあります。細かい予定(場所、時間、友達の名前)や身の回りの具体的な情報を書いてしまうと、ストーカーから狙われることもあります。不特定多数の人から見られていることを常に忘れないようにしましょう。

②プロフ(プロフィール)
★本名さえ書かなければ個人情報は漏れてないよね?

顔写真も立派な個人情報になりえます。学校名やニックネーム、リンクしている日記や掲示板に書かれている情報からあなたを特定することが出来る場合もあります。また、ページ上には表示されていなくても、会員登録のときに入力した本名で検索ができてしまうプロフもあり、このような場合は、内容と本名がつながってしまいます。いずれにしても、表示される内容ひとつひとつに気を配って作ることが大切です。

③ミニメ(SNS ミニメール)
★SNS は知っている友達だけだし、会員しか入れないから大丈夫?

SNS は紹介制で会員のみの閉じられた環境だから安心!と考えていると、落とし穴にはまります。SNS でも、とても大勢の人が加入しているサイトでは、どのような人がいるかわかりません。悪いことをしようとしている人が紹介されて参加してしまっていることだってないとは言えませんし、そこから更に悪意を持っている人の紹介が続けられることもあるかもしれません。SNS でも、オープンサイトと同じで、自分の身を守ることを忘れてはダメなのです。

④掲示板・コメント・トラックバック
★変なことは書いてないのに管理者に消されちゃった?

自分では変なことは書いていないつもりでも、他の人から見たら悪口やその他の問題がある内容なのかもしれません。悪口や犯罪予告は、たとえ冗談やふざけて書いたとしても、投稿が削除されたり、内容によっては警察から調べられることすらあります。また、内容自体に特に問題がなくても、偶然削除対象になっている言葉を使ったために消されてしまうこともあります。普通の場合、サイトを作るときにはサイト管理者との間で、ある程度はサイト管理者の判断で削除できるという約束をしているはずなので、もし、どうしても、何故削除されたのかが分からなかったらサイト管理者に訊いてみてもいいかもしれません。ただし、いつも明確な回答をくれるとは限りませんが、回答がもらえれば、自分の何が悪かったのかが分かるかもしれません。
【こんなことにも注意しよう!】
普通のコミュニティサイトは異性交際を目的とするものではありません。「彼氏募集中」「彼女募集中」「Hな人絡んで下さい」などの書き込みは、普通、サイトのルールや規約で禁止されていますし、このような書き込みをすると、削除されたり退会となったりする場合もあります。いわゆる出会い系サイトは、異性交際を目的とするものですが、18歳未満の者は出会い系サイトを利用することはできませんし、たとえ、18歳以上の人でも18歳未満の異性を誘う書き込みをすることは禁じられています。書き込みの内容によっては、100 万円以下の罰金という刑罰が科されることもあります。「中②女子です。彼氏募集してます」「僕と付き合ってくれる高校生いませんか」などの書き込みは、決して書いてはいけません。

⑤日記・ブログ
★「むしゃくしゃしたから駅のトイレに落書きした」と書いてもブログなら見つからないよね?
ブログの内容は、全世界の人が見ることができます。過去の記事でも、インターネット検索を使えば一瞬で出てきます。駅のトイレに落書きすることは犯罪であり、実際にもやってはいけないことですが、それをブログに書いた場合、あなたがそういうことをしたということが誰からも分かります。内容によっては、学校に注意されたり、警察から取り調べられたりすることもあります。また、実際にはやっていなかったとしても、それを読んだ人は、あなたがそういうことをしたと思ってしまいます。「面白そうだから」「みんなを驚かせたかった」といった気軽な気持ちで書かないよう、肝に銘じておきましょう。

⑥ホムペ(ホームページ)
★ 私のホムペに来てくれた人にお気に入りの曲を聴かせてあげよう!?

他の誰かが作った曲は、他の誰かが著作権という権利を持っています。いくら、お気に入りの曲でも、他の人が著作権を持っている曲をあなたが勝手に自身のホームページや掲示板上にアップ(ロード)すると、音楽を作った人の著作権を侵害することになります。絶対やめましょう。勿論、あなたが自分で作曲した曲は、あなたが著作権者ですから、ネット上にアップしても構いません。ただ、他の人の曲のコピーや替え歌、メドレーなどは、自分で作った曲とは言えないので、やっぱり、アップしてはいけません。どうしても他人の楽曲や歌詞などを利用したい場合には、きちんと著作権者や管理団体から許諾を取りましょう。
【こんなことにも注意しよう!】
無料でダウンロードができるからといって、ダウンロードしたものをどんな風に使ってもいいわけではありません。たとえば、ダウンロードの際、お金を払ったからと言って、あなたが自分のページにアップすることまで認められているわけではありません。「○○をしてもよい」という記載がない限り、勝手に使えないと思っておいた方がいいでしょう。具体的には、メール用の素材として配布されている画像は、ホームページやブログに利用することはできません。みんながやっていたとしても、無断で使用してよいということにはなりませんので、注意が必要です。また、サイトに楽曲などの違法アップをリクエストすることは、あなたが誰かに違法行為をさせているということになるので、絶対にやめましょう。さらに、ダウンロードの時にも、違法にアップされていると知っていたにも関わらず、ダウンロードすることは違法行為となります。ダウンロードの際には、適法に配布されているものか確認するようにしましょう。適法かどうかを確認するためには、例えば、以下のマークが参考になります。楽曲、映像、歌詞、楽譜の場合:JASRAC 許諾番号やLマークなど

⑦ゲームサイト
★ゲームの攻略裏技情報発見!これでさらにポイントゲット!?

裏技には不正改ざん方法が含まれる場合があります。不正改ざんは、方法によっては、刑罰の対象となる場合があります。すぐに飛びつかず、じっくり読んで考えましょう。判断が難しければ、大人に相談しましょう。また、サイトの規約で、不正行為や不正改ざん行為の方法をアップすることが禁止されているのが通常ですし、刑罰対象である不正アクセス行為の方法についての情報をアップすることは人に禁止行為を勧めることとしてやはり刑罰の対象となり得ますので、そのような情報をアップする時にも注意が必要です。

⑧アバター購入ポイント
★友達紹介ポイントをゲットすればアバターをかっこよくできるから、友達を入会させよう!?

紹介メールの送り先として、友達のメールアドレスを勝手に紹介ページに入力することは控えましょう。メールアドレスも個人情報となり得ますし、また、友達から事前に許しを得ず、紹介メールを送りつけたことで、友達との関係が壊れることもあります。モチロン、「絶対入会しろ」などということもやめましょう。逆に、仲の良い友達から誘われたからといって、簡単に入会しないようにしましょう。たとえ無料のサービスであっても、会員登録の前には保護者に相談しましょう。また、スポンサーサイト登録でポイントをもらう場合も「もらえるポイント数」でカンタンに決めずに、登録するサービスが実際にはどのようなものなのかを細かく確認をしましょう。思わぬ義務が課されていたりする場合があり、入会してから「知らなかった」ではすまないこともあります。

3.コミュニティサイトで注意すること

~被害者にも加害者にもならないために~

① コミュニティサイトは同じ趣味や価値観の人が集まる場所だから大丈夫!?
会員制のサイトでもいろいろな価値観の様々な年代の人が参加しています。また、興味もないのに悪いことに利用するためだけに登録する人もいたりします。したがって、サイトのルール(利用規約)を必ず読んで内容を理解してから、参加するかどうかを判断しましょう。判断が難しいときは、大人に相談しましょう。信用できるサイトだと分かり、入会を決めた場合には会員になるために必要最低限の情報は、正しく入力して登録しましょう(年齢・性別を偽ってはいけません)。ただし、愛称やペンネームでもいい場合、名前は本名を入力する必要はありません。「必須」とされている情報以外は入力をしないことが可能です。誰が見ているかわからない(会員以外の人にも見られている場合もある)ということを忘れてはいけません。

② アドレス交換は会うためじゃない!?
「メールアドレスだけなら大丈夫そう」と考えているのは大間違いです。教えた相手があなたのアドレスを悪用しないという保障はどこにもありません。会うつもりがある・ないにかかわらず、コミュニティサイトの中で知り合った人に、住所や電話番号、メールアドレスを教えてはいけません。メールアドレス、電話番号、住所、学校名、年齢、顔写真などは大切な個人情報です。気軽にアップしてはいけませんし、メールなどで直接教えてもいけません。一旦、流出したら、もう、取り戻せないと思わなければいけません。個人情報のほかにも、地域情報、生活情報などであなたがどこの誰か特定できる場合があります。その時見ているページにはなくても、プロフなど別のページにリンクがしてあったり、友達のページに名前や学校名があったりすれば、総合するとあなたが特定できてしまうこともあるのです。アップして(されて)しまったら、インターネット検索にあなたの名前や学校名、年齢などを入れれば、一瞬で見つけることもできてしまうようになるのです、十分に気をつけましょう。

③ 出会いっていけないの?
見ず知らずの人に突然声をかけられてついていくのが危険なのと同じように、コミュニティサイトで偶然知り合った相手に自分の情報を話すことや直接会うことはとても危険です。メールや写真で相手の人がどんな人か分かったつもりかもしれませんが、実際にはメールを読んだだけや写真を見ただけでは、相手がどんな人なのかわかりません。悪意を気づかれないように、他人の写真を貼ったり、良い人のふりをしていたりする人もたくさんいます。コミュニティサイト上で分かる情報だけでは、本当のことはわかりません。相手が本当はどんな人なのかを自分で判断しなくてはいけないのですが、それはとても、難しいことです。悪い人ほど優しい言葉をかけてきたりしますから、自分ひとりだけで判断するのは絶対避けましょう。友達や兄弟姉妹、さらに大人に相談するようにしてください。

④ 迷惑行為、デマ情報、犯罪予告の書込みは犯罪!?
デマを流す、あらしなどの迷惑行為をする、犯罪予告をするなどは、刑罰の対象となることがあります。特に犯罪予告は110番に通報されると思っていいでしょう。誰かが書き込みをしたか分からないと思っても、実は、きちんと調べれば、書き込んだ人は特定ができます。あなたが書き込んだとすぐに分かってしまいます。

⑤ 情報発信・コンテンツをアップする上でいろいろなことに注意しよう!
インターネットで日記を書いたり小説を書くことは、本を出版したり、テレビの番組を作っているのと同じ行為だと思いましょう。インターネットは世界に通じています。世界に向けて作品をアップしているということは、テレビや新聞・雑誌に出ているのと同じで、不特定多数の人が目にする機会があるということです。なので、誰が見るか分からないということを考えることが重要なポイントとなります。
特に以下の点に注意しましょう。
・不快な表現・不適切な表現をしてはいけません。公共の場ということを理解しましょう。
・自分の意見・主張として書いたつもりでも、反対の考えを持っている人とトラブルになることもあります。様々な考え・価値観の人がいることを理解しておきましょう。
・著作権についての知識を持ちましょう。他人の著作物を無断で使用してはいけません。自分の作った作品、つまりオリジナルのものを投稿しましょう。インターネットは誰もが自分の作品を見てもらう機会を拡げてくれます。自分の作品が見ず知らずの第三者に勝手に利用されたらどんな気分になるかを考えてみましょう。
・プライバシー権や肖像権についても知識を持ちましょう。プライバシー権とは、人の住所や氏名など他人に知られたくない私生活上の事を、勝手に明らかにされない権利のことです。また、肖像権とは、人の顔や全身などの姿を勝手に撮影されない、または撮影されたものを公開されない権利のことです。他人のプライバシーに関わる情報や、顔写真などをその人の許可なく勝手に公開してはいけません。また、芸能人やスポーツ選手等の有名人は、パブリシティー権という権利でも保護されていますので、たとえ自分では応援・宣伝してあげるつもりでも、相手にとっては迷惑だったり、権利を侵害したりしていることもあり得ますので、その点も注意しましょう。

4.ケータイ・インターネットもパソコンのインターネットといっしょ!
ケータイは、ボディーは小さいけれど、いつでもどこでもインターネットに接続でき、写真や情報を送ることができます。また、コミュニティサイトにアクセスすると共通の趣味の仲間をつくったり、世界中の人とコミュニケーションしたりすることで、大勢の人たちと意見交換や情報交換したり、気持ちを伝え合ったりすることができます。さらに、自分が表現した作品、例えば音楽や映像や詩や小説などを多くの人に発表できます。このようにケータイでも、パソコンと同じようにネットを使うことができます。しかもケータイはパソコンと違って、いつでもどこでも持ち歩けて、気軽に使うことができます。それだけに、ケータイを利用する場合は、パソコンでのネット利用以上に、その利用方法に注意して、世界中の人から見られる場合があることを十分意識しておきましょう。ケータイ・インターネットを利用する上で、被害者にも加害者にもならない、上手な使い手になりましょう。

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